[たべもの][家庭菜園]イギリスで乾燥大豆から納豆作り。乾燥大豆を植えて枝豆作りも挑戦中!
週末に、行ったことのない森&湖へ行ってきました。
家からは遠くないのに、知らなかったところ。
この地で生まれ育った旦那も知らなかったそうです。
フェイスブックで服を買って、その服を売っていたお宅がこの森の近くだったので、たまたま見つけてお散歩してみることに。
知らない森ってなんかわくわくします。笑
数年前はこういうの怖かったのに、人間慣れるもんだ。笑
そこでこんな隠れ家を発見!
かっこいいですね〜
イギリスではこういうデン(隠れ家)、森でよく見つけます。
子供心にはたまんないですよね、こういうの!
こちらのデンには中に椅子までありました。
この日はあまり時間がなかったので、探索もそこそこに帰ってきました。
また、時間がある時にゆっくり歩いてみたい森です。
さて、話は変わって、納豆作り。笑
イギリスでもアジア食料品店で納豆は買えます。
冷凍の、なんだかとっても賞味期限が長いやつ。笑
いつもは4パック入りで、2ポンド弱くらい。(250円くらい?)
うちはいつもそれを2、3セット買い込んで冷凍庫に常備していますが、なんせ子供たちが納豆大好きなので、すぐ無くなっちゃいます。
本当なら体にもいいし、毎日でも食べさせてあげたいけど、こっちではお安いものではない。涙
頻繁にも買いにいけないので、納豆のことはできる限り内緒にしておいています。笑
私も納豆食べたいけど、子供たちに食べさせたいから、がまん!なんてこともしばしば。笑
うちの子供たち、「誕生日になに食べたい?なんでもいいよ!」って聞くと、
「納豆!」って答えたりもします。苦笑
こうなったら、作るしかないでしょう!笑
と、思って数年前に始めた納豆作り。
友達数人はもうすでに納豆作りのベテランだったので(笑)、色々と教えてもらいながら、試行錯誤し、今ではやっと安定して納豆が納豆らしく作れるようになりました。笑
最初はスロークッカーを使って乾燥大豆を煮ていたのですが、やっぱり温度が低いのかなかなか納豆らしくなかったりしていたのですが、ある日、圧力鍋を買って、圧力鍋で煮始めてからは成功率がグンとあがりました。
市販の納豆菌も使ってみました。
友達が日本で昔買った賞味期限切れのをくれたので(笑)
けど、それもいつも入手するわけにもいかないし、なんせ計るのとかめんどくさい。
量る量も少ないから、私の安いキッチンスケールではなかなか計れないし。。
その納豆菌を使い切ってからは、買ってきた納豆を最後1パック残しておいて、種として使うようになりました。
これも、スプーン1杯分くらい入れれば十分とか、いろんなレシピがあるみたいですが、私は乾燥大豆250gに対して、1パック全部入れちゃいます。
なぜなら、めんどくさいから。笑
多ければ、なんか納豆菌が強まって、納豆作りも成功しそうだし。笑
それから、欠かせないのはヨーグルトメーカー!
これは、納豆作りを調べている時に、たまたまチャリティショップで新品5ポンドで見つけました。
本当は、50ポンドくらいする新品を買おうと思っていた矢先だったので、運命の出会いとしかいいようがない。笑
これは、温度設定も時間設定もできるし、付属の小瓶も納豆一回分にぴったり!
最高です。笑
納豆作りは、煮た大豆をタッパーに入れて、保温できるようなバックに入れたり、温かいお湯を入れたペットボトルと一緒にタオルでくるくる巻きにしたりしても作れます。
冷めてきたら、また温かいお湯と入れ替えたり。。
実際、多く作りすぎたとき、その方法でもやってみましたが、たまたま(笑)うまく行きました。
けど、温度管理むずかしー!
めんどくさーい!
ヨーグルトメーカーなら、セットしたらあとは待つだけ!
こうして、私の納豆作りは圧力鍋とヨーグルトメーカーのおかげで、安定してきました。
それ以降、お米が無くなったら、アジア食料品店へ買い物に行って、その際に納豆も数セット買う、その納豆が無くなってきたら、最後の1パックを残しておいて、買い置きしてある乾燥大豆を使って納豆作り、その納豆もなくなって、次の「納豆食べたい!」が始まった頃にお米もなくなるので(笑)、また買い物へ行く、という感じのルーティーンになっています。笑
乾燥大豆は500g入りが1ポンドくらい(130円くらい)で買えるので、手作り納豆はとってもお得。
500gでうちのヨーグルトメーカー小瓶14個分作れます。
1つの小瓶は納豆1パックよりちょっと多めの量。
添加物もない、お家の手作り納豆、安いし体にいいし、やめられません。笑
さあ、レシピです。
私いつも、うちのヨーグルトメーカーで作りやすい分量(7つの小瓶に入りきる分量)で作っています。
乾燥大豆 250g
納豆 1パック
材料、以上。
これを、よく洗って、多めの水に一晩つけておきます。
この水を入れ替え、また多め(大体豆の2倍くらい)の水を入れて、圧力鍋で圧がかかってから、40分くらい煮ます。
圧の「しゅしゅしゅ」の音があまり激しすぎない程度、けど、弱すぎないくらい。。苦笑
お使いの圧力鍋や、水を入れた量にもよって違うと思うのですが、うちでは中火くらい。
うちの圧力鍋、だいぶでかいので、豆の2倍くらいの水を入れてもまだだいぶ余裕があるのですが、お使いの圧力鍋の大きさによって水量は調節してみて下さい。
結構、長い間煮るので、私はなんか心配で多めに入れていますが、もしかしたらもっと少なくてもいいのかも。笑
さ、似ている間に、使う道具の消毒をします。
使う道具は、うちではこんな感じです。
前まで使っていたガラスのボールは、娘が以前、盛大に(苦笑)割ってしまったので、プラスチック用のに買い替えましたが、今回は熱湯消毒するので、炊飯器のお釜を使うことに。。
あとは、ヨーグルトメーカーの小瓶7個と、水切り用のざる、小瓶を熱湯から取り出すためのトングと、納豆を混ぜて小瓶に入れる用の大きめスプーン、種となる納豆を混ぜる用のフォーク。
納豆作りは、めっちゃくちゃ菌に注意しなくちゃいけないみたいです。
少しでも雑菌が入ると、ネバネバしてくれません。
道具を熱湯消毒したあとは、絶対手では触らないように、落ちちゃった豆とかももうあきらめます。絶対手でつまんで、ひょいって入れちゃったりしちゃだめです。
もちろん、最初に手洗いは必須、作っている時にも、なるべくしゃべらないようにしてます。(つばとか入らないように。)
電気やかんで湧かした熱湯を使って、熱湯に道具を浸し、適当に3分くらい?放置。
消毒できたら、手で触らないように、これまた熱湯消毒済みのトングでキッチンペーパーの上に移動しておきます。
私は熱湯消毒をしますが、友達はレンチン消毒しているみたいです。
菌がなくなれば、なんでもおっけ。
圧力鍋の圧かけ40分が終わって、火を止め圧を抜いている頃になったら、私は種になる納豆を混ぜ始めます。
納豆作り、温度も重要なので、大豆が煮えたら、少しでも早く熱いうちに混ぜて、熱いうちにヨーグルトメーカーにセットした方がいいです。
なので、大豆が準備できる前にできることは前もって準備しておきます。
煮上がったら、スピード勝負!笑
種になる納豆に、沸騰して少し冷めてあったかいくらいのお湯をちょろっと少しだけ入れて、混ぜます。
まぜてまぜて混ぜます。笑
納豆菌をできるだけ活発にするように、たっくさん混ぜます。笑
圧力鍋の圧が抜けたら、ふたを開け、消毒したスプーンで一個だけとって、食べてみます。大豆は柔らかすぎるくらいに煮えていた方が納豆になった時おいしいです。
ここで、ゆでが足りなかったら、もう一度火をつけて煮ます。
十分柔らかくなっていたら、一気にざるにあけて湯をこし、大きなボール(私は炊飯器の釜)へ入れます。
こっから、急いで!笑
そしたらそこへよーく混ぜた種になる納豆を入れ、熱湯消毒した大きめスプーンでよく混ぜます。
よく混ざったら(混ぜるのも時間をかけすぎないように、数秒で)、小瓶に入れていきます。
この時になるべく小瓶の口の辺りを触らないように、また、豆が落ちたとしても無視!菌が入っちゃうし、冷めちゃうから、あきらめます!笑
一つの小瓶にこれくらい入れます。
豆が空気に触れる部分が多い方がいいみたいなので、真ん中に少しくぼみを作ってあげてみたりしています。
これを、ヨーグルトメーカーにセット。
時間が経つと水滴がでてくるので、上にキッチンペーパーをかぶせて、ヨーグルトメーカー本体の蓋を軽くします。
納豆作りには空気が必要らしいです。
なので、本体の蓋は少しずらし目にしてもいいみたい。
しっかり閉めちゃ駄目。
小瓶にもひとつひとつ付属の蓋がありますが、それはこの段階では使いません。
上の写真の状態の納豆の上に、キッチンペーパー、そして、ヨーグルトメーカー本体の大きい蓋。
温度は41度。
冬は少し高めに42度とかでもいいのかもですが、イギリスの冬はセントラルヒーティングで家中暖かいので、私は通年41度です。
時間は24時間。
42時間って書いてあったレシピもあったのでやってみましたが、うちの条件では駄目だったみたい。カピカピになりました。笑
あとは、待つだけ♪
翌日。
朝、キッチンに行ってみたら、なんかくっさーい。笑
納豆が、上手にできてきている証ですね〜。笑
最初の頃は「くっせー」といっていた旦那も今で離れた様子。笑
子供たちもこの匂いをかぐと、「美味しい匂い!」といいます。笑
この水滴が納豆に入らないように注意して、キッチンペーパーを途中で取り替えてもいいです。
私はめんどくさいので、いつの日かやらなくなりましたが。笑
24時間経って、ぴーぴーと忘れた頃にヨーグルトメーカーがなります。笑
そしたら、水滴が納豆に入らないように注意しながら本体の蓋を開け、納豆の小瓶を取り出して、小瓶用の蓋を軽くのっけて(空気が入るように)、少し冷まします。
そしたらこれを冷蔵庫へ入れて、24時間熟成。
で、出来上がり!
上手に、ネバネバできてるかな〜
楽しみです。
しかし、、、問題は、タレだったりするんですよね〜
種用の納豆からとっておいた付属のタレをまず活用。
それがない時は、醤油、鰹節、味の素、ちょい砂糖をいれて即席たれを作って食べたりもしています。
日本なら、麺つゆとか、納豆のタレ、とか簡単に買えそうだから、今度帰国した時に買ってこようかな。。。
帰国、、いつになることやら。。涙
タレを作って作り置きしておけばいいのかな。。
けど、いつもなんかめんどくさくって、上の材料の即席たれで食べちゃいます。笑
この納豆作りのために買い置きしている乾燥大豆。
このロックダウン中に家庭菜園の鬼と化した私は、これも見逃しませんでした。笑
これ、枝豆になるんじゃないか??笑
調べて、やってみましたよ〜
まずは水につけておいて、芽が出るのを待ちました。
10個くらいやって、芽はたくさん出たのに、その後、土に植えて生き残ったのは2つだけ。
今では、なんか枝豆っぽい実もついてきました!
枝豆はわりと簡単に栽培できるらしいです。
ぜひ、お試しあれ。笑
この実験を始めた当初、ちょうどロックダウンが始まってすぐの頃で、友達と「夏になって、もし枝豆ができたら、それをつまみにまた家飲みしたいね。その頃にはロックダウンも解消されて、コロナが落ち着いていますように」って、話していたのを覚えています。
ロックダウンは緩和されたけど、
枝豆、足りなーい!笑
ちなみに、冷凍枝豆を解凍して、乾燥させて、同じように水につけて芽が出るのを待ちましたが、こちらは芽が出る前に腐りました。苦笑