渡英前と渡英後の話。配偶者ビザ取得/クロイドン/イギリスの学校/夏の終わり[イギリス]

イギリスの夏もそろそろ終わりみたいです。

涼しい日が続き、天気もどんより。

 

ま、いつも通りですね。笑

 

 

小学校の先生であるうちの旦那は9/2から出勤、9歳の息子も9/7の月曜日から学校が始まります。

 

4歳の娘は9/14の月曜日から息子と同じ学校へ行き始めます。

 

そうしたら私の静かな日常が戻ってきます。笑

ロックダウン以降、半年ぶり。

なんか嬉しいような、寂しいような。。

コロナもちょっと心配。。

 

 

娘の初登校の日は、今まで仕事を休んだり遅刻したりしたことの無い旦那も、朝少し遅れて出勤させてもらい、一緒に子供たちを学校に連れて行きたいそうです。

めずらしーっ。笑

 

昨日まで赤ちゃんだと思ってた娘も、もう学校か。。

感慨深いです。

 

イギリスの小学校は4歳からreceptionという学年で始まります。

その後、5歳でyear1、6歳でyear2。

なので、日本より学校が始まるのが1年早いのかな。

 

娘は最初、泣くかな、疲れて帰ってくるかな、なんてことを考えていたら、息子がイギリスで幼稚園に通い始めた頃のことを思い出しました。

 

 

 

 

私たち一家がイギリスへ越してきたのは、2014年の8月末、息子が3歳の時でした。

6年前のちょうど今頃、ロンドンの端っこにあるクロイドンという町へ引っ越しました。

クロイドンは、移民が多い町です。

セントラルロンドンから電車ですぐ近くだし、バスやトラム(路面電車)もたっくさん通っているし、町には何でもあるし、とても便利なところです。

が、なんせ汚い。苦笑

 

 

最初は道に落ちているゴミや家具(笑)をみるたびに、泣けてきてました。笑

「こんなところに住みたくないよー」って。

今なら笑い話ですが、あんなに必死な思いをしてビザを取って、やっとこれでイギリスの生活が始まる、落ち着ける、と思っていたのに、こんなに汚い町に住むのか、と思ったら、心が疲れてしまい、本当に毎日泣いていました。

 

 

 

日本を出る数ヶ月前のビザ取得準備段階から、イギリスのクロイドン生活に慣れるまでの話を書き出したら、もうきっと私、止まりません。笑

長くなるぞ〜。笑

 

本当に人生でたぶん一番大変な時期だったし、本当にいろんなことがありました。

 

 

 

クロイドンへ越したのも、私のビザのためでした。

 

日本にまだいた頃、イギリスの配偶者ビザを取るために必要な要件、旦那の給料の最低額を満たすために、旦那の仕事はロンドンで決まっていました。

 

旦那は最初Teach firstという会社にお世話になっていて、そこに入ると、教員の資格が無い状況でも先生と働ける学校を紹介してもらえ、先生として働きながら、会社の援助を受け、教師の資格を取るための勉強や試験の手助けもしてもらえる、という状況でした。

 

日本にいた頃、先にそこの会社で仕事が決まりましたが、私のビザの要件を満たすためには、ロンドンの学校で働く必要がありました。

 

教員のお給料は地方都市より、ロンドンの方が高いそうです。

旦那は本当は自分の生まれ育った町に戻りたかったのだとは思いますが(私たちが今住んでいる町)、仕方ないですよね〜、日本人の嫁をもらってしまったから。。笑

 

しかも、慣れない家族とのイギリスロンドン生活に加え、新しい仕事。

プラス、学生としての勉強(レポートも課題もたっくさんありましたー)。

しかも貧乏。笑

そりゃー、大変だったろうなー。

けど、自分のその夢のため、家族全員連れてきたんだから、頑張ってもらおうじゃないか。(冷たい。笑)

 

 

さて、ロンドンに仕事が決まったはいいけど、お金はない!

ロンドンに住むのは高い!

と、いうことで、ロンドンの旦那の職場に通勤圏内で、家賃がやや安い、クロイドンにたまたま住む場所が見つかり、クロイドンに済むことになったのです。

 

当時、私たちには日本から連れてきていた犬もいたので、フラットを借りるのも大変でした。

ペットがいると借りれるところの選択肢ががくっと減りますし、お金も追加されます。

なので、フラットが決まった時の私たちは、「どんなところだろうと、済むところが決まって本当によかった」という気持ちでした。

 

 

お金だって、無いですよ〜。

もともとお金持ちじゃないのに、旦那の新しい仕事の面接や研修、渡英の際のみんなのチケット代とか、数ヶ月の間にチケット代だけでもボンボン飛んでいったし、引越代も荷物を船で送ったりなんやらかんやら。。

トホホな額の出費続き。

当時のビザ取得にも何十万もかかりました。(今はまたもっと金額上がってるんだろうな〜)

ビザ申請のための英語のテストも安くなかった。

イギリス政府が指定した英語試験の中から、一定のレベルに合格しなきゃ、ビザ申請ができなくなってたんですね。。

たぶん2012年頃からかな。

 

しかも2014年、TOEICがロンドンの試験会場で不正を働いていたために、TOEICのスコアでのイギリスビザ申請は急遽不可となり、ビザ申請の準備も終盤、申請をすぐ間近に控えていた私は、そのTOEICの不正のために、急遽他のテストを受け直さなければならなくなったのです。

TOEICじゃないの受けておけば良かったーって、何度思ったことか。苦笑

対応も良くなかったし、ほんと怒り狂ってたなあ、私。笑

 

その時には、旦那は新しい仕事のため、もう先に渡英していました。

3歳の息子には申し訳ないと思いながらも、改めて受けることにしたIELTSの試験で必要なレベルを一発でパスするため、時間を割いて、毎日英語の猛勉強を始めました。

だって、私が英語試験に受からないとビザ申請できないし、そしたら、家族一緒にまた住める日が遠のいてしまいますから。

必死でした。

 

やっぱり英語試験によって出る英語の質も、テストの流れも全然違いますね。。

もう本を買って一から必死にIELTSの勉強しました。

これで落ちたら、また数週間は試験を受けられません(確かそんなに頻繁にテストが開催されていなかったか、次のテストを受けられるまで最低空けないといけない日数、とかが決まっていたので)。

渡英が遅れる。

焦りましたね〜

試験の前日は緊張とプレッシャーで一睡もできませんでした。

あの夜は、泊まりにきてくれていた母に、本当に久しぶりに涙を見せてしまったのを覚えています。

 

当時、私と息子、2人だけの生活になったのに、私は英語勉強を含め、ビザの準備や引越の準備、日本を出る手続き等、毎日ほとんど息子をかまってあげられない日々が続いていました。

それなのに息子は文句を一切言わなかったし、ダディや、先にイギリスへ連れて行かれた犬がいなくなってしまっても、寂しい、とは一言も言いませんでした。

旦那とスカイプしていても、息子はあまり話したがらなかったのを覚えています。

今思い出しても、あの頃、息子がどんな思いで頑張っていたか、と思うと、涙が出ます。

私を守るつもりで頑張っていたのかな、と思うくらい、3歳とはいえ頼もしい息子でした。

私も精神状態がいっぱいいっぱいだったあの頃。

一切、泣いてわがままを言ったり、甘えたり、泣き言を言わなかった息子。

きっと、できなかったんですね。

あんな母を見ていたら、きっと息子は涙も流せなかったんでしょう。。

本当にごめんね。

 

 

イギリスに来て数日後、友達の家でアンパンマンのdvdを見ていて、突然部屋から走りだし、廊下で「日本の友達に会いたい。日本に帰りたい」と号泣していた息子が忘れられません。

 

本当は、イギリスに来たくなかったのかな、と、そのとき初めて息子の気持ちに気付いた時の衝撃も、その時まで息子の気持ちを考える余裕をもてなかった母としての私のふがいなさを悔やむ気持ちも、今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

海外移住、私たち家族に取っては本当に大変なことでした。

 

それは、イギリスの配偶者ビザ取得がとくに厳しかったからかなのか、私がイギリス移住に前向きではなかったからなのか、引っ越した先がクロイドンだからだったのか、分かりません。

 

とにかくつらかった。

 

 

移住を決めたのは3.11がきっかけでした。

当時、私は臨月間近。

会社勤めしていた私は、家に帰れず、会社で一晩過ごしました。

その後も放射能問題で、西の方へ数週間避難もしました。

 

日本の災害の多さに比べて、イギリスは本当に災害が少ない。

子どもたちのために、イギリスへ行こう、とそこで決心しました。

もともと日本に永住する気はなかった旦那でしたし、時期が来たな、という感じでした。

 

 

 

イギリスの配偶者ビザ取得は、本当に条件が厳しいです。

当時から移民を受け入れたくないオーラ全開だったイギリス政府の思惑通り、次から次へと条件が追加され、気付かぬうちに変更もされ、問い合わせ窓口は閉鎖され、また開設されたと思ったら、どこかの国のオペレーターにまわされ正確ではない情報を伝えられる。しかも有料(高額)。

 

ビザ取得、まーーーーー高い。苦笑

お金が全てです。

お金さえあればきっともっとストレスも少なかったでしょう。

何かしら、お金につながりますから。

 

ま、移民にお金がかかりすぎて、財政圧迫状態のイギリスですから、もちろん新しく移民を受け入れたくないだろうし、受け入れるなら政府の援助を必要としないでイギリスで生活していける人じゃないと、そりゃもちろん入れたくないですよね。

 

けど、そのころEU諸国から移民はイギリスへだだ流れ、政府から援助を受けながら良いところに住んだり、無料の医療制度(NHS)を乱用したり、イギリスにもう住んでいなくても子供手当をもらっていたり、そんな状況なのに、イギリス国民である旦那は、ある程度のお金がないと自分の嫁のビザもとれず、自分の家族と一緒に自分の国にも住めない、とだーーーいぶ、怒っていました。

旦那の家族もみんな怒ってましたね。。

 

ま、それって、EUの人たちが悪いんじゃなくって、そういう制度が問題なんだろーって、私は思っていましたが、、、イギリス国民の怒りは治まらず、EU離脱、ということになりましたね。

私たちが越してきてすぐのことでした。

EU離脱

 

渡英した当時はロンドン市長だったボリちゃんが今や首相。

そしてコロナ問題。

ボリちゃん、なかなか歴史的にも波瀾万丈の政治家人生ですね。笑

 

 

 

そうそう、イギリスへ越してきて、もう一つ「なんで私たちが来たとたん、

そんなことが起こるの〜?」と思っていたこと。

 

テロ。

ISが各地でテロをひっきりなしにしていました。

怖かった。

本当に怖かったです。

日本にいたら味合わなくてよかった恐怖だよーって、日々思っていました。

 

けど、やっぱりイギリスの警察はすごい!

未遂で防いだこともありました。

 

けど、怖かった。

 

なんか自分の生活が一気に、日本で見ていたニュースの世界になっちゃった感じでした。

今までどれだけ他人事として世界のニュースを見ていたのか、自覚しました。

 

こんなところで本当にこれから一生住んでいくのかって。

不安でしたね。。

 

 

 

 

けど、その後、私、クロイドン、大好きになってます。笑

住めば都とはよく言ったものです。

 

今の町に引っ越す前も、旦那に「クロイドンにいたい」って言ってましたからね。笑

確か、ブログ始めたての頃にも書いたと思いますが、友達もたくさんできたし、移民が多い町だったので、私と同じ経験をした人や、同じ気持ち、同じ状況の、世界各地から集まってきた人たちがたくさんいました。

だから、共感もできたし、助け合えたし、心が近かった。

 

あれで最初から、白人イギリス人ばかりの、他の地で暮らしたことが無い人が多い田舎に越していたら、もっとつらかったかもしれません。(町はきれいでも。。笑)

 

 

そして、今ではこの田舎町も好きになったし、友達もたくさんできました。

 

住めば都。

人間、慣れるものですね。笑

 

なるようになる。

ケセラセラ

 

 

 

大事なのは、家にこもらないこと。

気持ちをしまわないこと。

 

これ、大事って、この移住を機に学びました。

 

 

 

外に出て歩いてみると、いろんな発見があります。

出会いがあります。

気持ちを誰かに伝えると、すっきりします。

 

知らないことや分からないことは、正直に言う。

そして、「だから教えて」と、ちろっと笑顔を添えて、頼む。笑

甘える。

メモする、写真を撮って記録する、聞く。

 

 

そんな風にして私は新しい町に慣れてきました。

(日本でも引越好きの旦那のせいで(笑)、何度も住む町を変えたなあ、そういえば)

 

 

そんなこんなしているうちに、町の全体像がなんとなく見えてきたり、人に出会ったり、「なんだ自分と共通点がある人がこんなに近くにいたんだ」って発見があったり。。

一人じゃないんだ、って思えました。

 

自分の気持ちを正直に言うと、相手も心で話をしてくれる気がする。

 

家にいて人と直接関わらないでいると、なんだかみんなが嫌な人のように思えてきてしまうことがあるけど、外に出て人に出会うと、なんだか「あれみんないい人じゃん」

みたいに思える時がある。

 

不思議ですね。笑

 

そんなある日の朝、私はたくさんの子供たちと親が歩いている時間帯に出くわしました。

 

息子と散歩していた私は、「学校かな?ついてってみよう」と、さながら探偵ごっこみたいに、みんなが歩く方向に、息子と歩いていってみました。

 

そこで発見したのが、息子がクロイドンで通った学校です。

 

イギリスの学校探しは結構みんな必死。

オフステッドという学校を評価する制度があって、それでいい結果をもらった学校の近くにみんな住みたがります。

学区内に家がある方が優先的に入れるので。(日本と一緒かな?)

なので、良い学校の近くの家は値段が高かったりします。

 

息子は日本にいた頃は私の親以外に預けたことも無かったし、幼稚園だって、イギリス生活に慣れてしばらくしてから入れればいいやって思ってました。

どうせ、空きがなくてすぐ入れないだろうしって。

 

けど、その学校を見つけて受付にちょっと入って話を聞いてみたら、名前をwaiting listに書いていって良いよっていうし、家から近いし、、、

 

その日の夜、旦那にその話をしたら驚いてましたね〜。笑

「え?自分で学校見つけてきたの?」って。笑

「イギリス生活慣れるの必死」とか、「息子はまだまだ預けたくない」とか言ってたくせに?って。笑

 

 

その週間後、「空きがあるよー」とその学校付随の幼稚園から連絡が入り、またまた驚き。

これもなんかのご縁かな、と思い、説明を聞きに幼稚園へ。

先生たちはベテランのおばあちゃんたち(その後も本当に母子共々お世話になりました)。

オフステッドの結果もその頃は良かったし(その後がた落ち。笑)、

勇気を出して預けることに。

 

 

そこで出会った友達は今でも息子の友達だし、私の親友もできました。

アフリカ出身ポルトガル育ちのその親友とは、毎日送り迎えを一緒にして、本当にいろんな話をしたし、泣いたし、笑ったし、彼女がいなかったら、私はきっとクロイドン生活を乗り越えられなかったと思います。

 

(しかしこの国では「何人?」って聞いてもあまり意味ないです。笑

多重国籍が日本と違ってオッケーなので、いろんな国の国籍をもってる人が多いし、親も含め、バックグラウンドが様々。

だからといって「もともとはどこから来たの?」

なんて聞いちゃうと、その人の経歴についてのながーい話が始まっちゃったり。。笑

だからこそ、多様な文化や考え方が集まっていて、素晴らしいですね。

みんなが違いを認めて、受け入れ合う。

そして、みんなが違うからこそ、自分のアイデンティティを強くもてる。

うちの子供たちにもそういう環境で育っていってほしいなー。)

 

 

って、話はそれましたが、息子の幼稚園初日。

泣きに泣きまくって、私の足をつかんで「置いてかないでーーー」って。

私も涙しながら、教室からなんとか出たと思ったら、その後すぐに電話で「迎えにきてください。初日はこれくらいで十分かと。。」。

その日は息子、高熱出してましたね〜。苦笑

 

数週間後、やっと慣れたと思ってもイギリスはハーフタームっていう、一週間のお休みが学期の真ん中らへんであるんです。

 

ハーフタームが終わったら、また学校。

慣れるまで泣く。

週末の後、月曜日でさえ泣く。

 

やーーっと泣かなくなったと思ったら、もう卒園でしたね。笑

 

 

夏休みが終わり、reception初日、また先生から呼び出し。

学校へ行ってみたら、口の周り血だらけの息子。

友達と校庭でぶつかったらしいです。

 

歯はぐらぐら。

そっこう歯医者へ連れて行って、ことなきを得たり。。

 

 

もー、学校初日は何かトラウマ。。

恐怖すら覚えます。笑

 

 

 

 

いやいや、娘は大丈夫。

うん、大丈夫。笑

きっと。。笑

 

 

 

 

こんなに長いブログになっちゃった!

おつきあいいただき、本当にありがとうございます。

 

 

最後に、私の畑の写真でもご覧下さい。笑

(べつに見たくない。笑)

f:id:QueSeraSeraEngland:20200903232217j:plain

雑草をやっと抜き終わり、右のレイズドベッドには大根を、奥には近くの畑のおばちゃんに頂いたウェルシュオニオンを植えました。

 

畑は少しずつ進める予定。

あんまり一気に手がけちゃうと、育児と家事がおろそかになるので。笑

旦那が仕事始まって車も無いし、子供たちが学校行き初めて、チャリで行けるようになるまで、しばらく畑仕事はお預けになりそうです。。

 

 

あ、あとチャレンジ中だったプラムの梅干しもできました。

f:id:QueSeraSeraEngland:20200903232404j:plain

味はまだ不明。笑 味見してません。

 

 

夏ももう終わりですね。

 

イカも食べ納め。

f:id:QueSeraSeraEngland:20200903232641j:plain

飲んでます。笑

 

 

汚れないように、庭でパンツ一丁でいつもやっていたタイダイも今年はこれで最後かな。

寒いから。笑

f:id:QueSeraSeraEngland:20200903232753j:plain

 

 

とうもろこし狩りにもいってきました。

f:id:QueSeraSeraEngland:20200903232842j:plain

 

葉っぱごとラップして、レンチン。

このやり方、友達が教えてくれたのですが、甘くておいしかったー!

 

f:id:QueSeraSeraEngland:20200903232944j:plain

 

 

 

昨日は友達に、近所の素敵な場所を教えてもらいました。

f:id:QueSeraSeraEngland:20200903233107j:plain

 

大きな木で作った椅子がたくさん!

イデアが素敵♪

 

 

これから学校始まるまでの数日は、こうして近所を散歩したりして、子供たちとの時間を楽しみたいと思います。

 

 

 

 

早く学校始まってくれーーー。笑